〜なめらかな断面を作るための、優しいコツ〜
「エメリーボードを使っているのに、なぜか爪が二枚に剥がれてしまう…」
「整えたはずの爪先が、すぐにどこかに引っかかる」
そんな経験はありませんか?
実は、きれいに整えようとする「その動かし方」が、知らず知らずのうちに爪に負担をかけているかもしれませんね。
二枚爪を防いで、指先をなめらかに保つための、ちょっとしたコツを一緒に見ていきましょう。
【断面を「バウムクーヘン」のように大切にする】
爪は、実は一枚の硬い板ではありません。
イメージとしては、薄い生地が何層にも重なっている「バウムクーヘン」のような構造をしています。
この重なり合った「断面」をどう扱うかが、健康な自爪を守るための大切なポイントなんですよ。
・往復させると断面がボロボロに…
もしバウムクーヘンを切るとき、包丁をノコギリみたいにゴシゴシ往復させたらどうなるでしょうか?せっかくのきれいな断面がボロボロに崩れてしまいますよね。
乾燥していても同じ結果になります。パサパサのバームクーヘンを塗りに切るとボロボロにになるイメージしてください。
爪もこれと同じです。爪が乾燥した状態で、エメリーボードを往復させてしまうと、断面の重なりがバラバラにめくれて、それが「二枚爪」の原因になってしまうことがあります。
・まずは潤いを与えます。オイルやぬるま湯で湿らせてしっとりさせます。
(※オイルが付いたままエメリーボードを使うと滑ったり、目詰りを起こして使えなくなってしまうので、軽く拭き取ってから行って下さいね。)
・一方向へ「スッ」と、断面を美しく
美味しいバウムクーヘンを、よく切れる包丁で一方向に「スッ」と切れば、その断面は驚くほどなめらかで綺麗ですよね。
爪を整えるときも、そのイメージが理想です。
一方向へ優しく動かすことで、断面を乱さず、ピタッと密着した丈夫な状態に仕上がります。
「早く整えたい」と急がずに、きれいな断面を作るイメージで、ゆっくり動かしてみましょう。
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【力加減は、触れているのがわかる程度でいい】
「しっかり整えなきゃ!」と思うと、ついつい手に力が入ってしまいませんか?
でも、力を入れるほど断面は荒れて、かえって引っかかりやすくなってしまうんです。
力を抜いて、エメリーボードの「しなり」を最大限に活かすための秘訣は、その持ち方にあります。
・「摘んで添える」のが理想の持ち方
エメリーボードをギュッと握りしめるのではなく、親指と人差し指で「ひょい」と軽く摘んでみてください。そこに中指をそっと添えるだけで準備完了です。
・動かしてみて「しなり」を実感する
そのまま上下に軽く振ってみてください。エメリーボードがユラユラと揺れますよね?それが、自爪を優しく整えてくれる「しなり」の正体です。
この自由な動きを止めないことが、力を抜くためのコツです。
・「自分の力」ではなく「道具」に任せる
この持ち方なら、余計な力が自然と抜けて、エメリーボードの「ザラザラ」が爪の断面にそっと触れている感覚がよくわかるようになります。
道具のしなりにすべてを任せて、ゆっくり動かしてみてくださいね。
【仕上げは「指先」で答え合わせをして、オイルで整える】
形が整ったと思ったら、最後は目で見ること以上に大切なステップがあります。
それは、自分の指先で実際に断面を触ってみることです。
・「引っかかり」がないか優しくなぞる
いろいろな角度から、爪先をそっと指の腹でなでてみてください。
ほんの少しでも「チクッ」としたり、ザラついたりする場所があれば、ストッキングや髪の毛に引っかかってしまい2枚爪になってしまいます。
もう一度エメリーボードを優しく添えて、一方向へ「スッ」と一撫でだけして整えます。
・オイルの保湿で、さらに二枚爪を防ぐ
仕上げにネイルオイルを塗り、断面までしっかり保湿して整えてあげましょう。
こちらのオイルは、エメリーボードと同じメーカーさんの物です。ボトルタイプでお好みの香りの物を選べます。
この最後の一手間を加えるだけで、乾燥から爪を守り、二枚爪のリスクをさらに減らすことができます。
自爪用に1本のエメリーボードとオイルを試してみてはどうですか。
前にお伝えした「自爪を傷めないエメリーボード」はこちらからどうぞ。
「目で見て終わり」ではなく「触って、潤して納得する」。
この丁寧な答え合わせが、二枚爪に負けない丈夫な爪を作る近道です。
あなたも、今日から指先で「答え合わせ」をしてみませんか?
