「しなり」が教えてくれる「2枚爪予防」の優しい整え方
爪切りの後は、ヤスリで整えましょう
ネイルケアの基本としてよく聞く言葉ですが、いざ道具を手に取ったとき、こんな風に迷ったことはありませんか?
エメリーボードとファイル、何が違うの?
どのくらいの力で、どう動かせばいいの?
そもそも、なんで爪切りだけじゃダメなの?
なんとなくで使ってしまうと、せっかくのケアが…
「二枚爪」や「爪のダメージ」の原因
になってしまうこともあるんです。
今回はエメリーボードの正体と、これだけは守ってほしい「最低限のルール」についてお話ししますね。
【エメリーボードとファイル、何が違うの?】
「ヤスリなんて、100均でもドラッグストアでも、どれも同じじゃないの?」
そう思うかもしれませんね。
でも実は、お店に並んでいるヤスリの多くは、ジェルネイルを整えるための「厚くて硬い」タイプなんです。
・ファイル: ジェルなどを扱うための、厚くて硬いもの。
・エメリーボード: 自爪を整えるための、薄くてしなるもの。
この3つの大きな違いは、その「厚み」と「しなり」「目の粗さ」にあります。
厚くて硬いファイルで自爪を整えようとすると、ヤスリの力が強すぎて爪に響いてしまうもの。
これが、爪への大きな負担に繋がってしまいます。
一方、自爪専用のエメリーボードは、ペラペラと薄くて適度にしなります。
この「薄さ」と「しなり」があるからこそ、爪の隅々までスムーズに当てることができ、自爪に優しく形を整えることができるのです。
「自爪には自爪専用の道具がある」
まずは、この道具の選び方を知ることから始めてみましょう。
【なぜ、爪切りだけではいけないの?】
日常的に使っている爪切りですが、実は「切って終わり」にすると、自爪のトラブルに繋がりやすくなります。
以前もお話ししましたね。
【関連記事】→🔗爪切りは本当に「NG」?
爪切りで整えた後の断面は、目に見えなくても実はガタガタした状態です。
そのままにしておくと、そこから乾燥が進んだり、どこかに引っかかって割れたりして、二枚爪の原因になりやすくなります。
エメリーボードで優しく断面を整えること。
これが、割れにくい丈夫な自爪を育てるための、一番シンプルで大切なルールになります。
●自爪専用エメリーボードは、長年いろんなものを使いましたがやっぱりおすすめはピーシャインです。
【エメリーボードを使うときの、最低限のルール】
エメリーボードを手に取ったら、ガリガリと削るのではなく、「爪先を整える」ことを意識してみてくださいね。
エメリーボードは、皆さんが思っている以上に、一度で自爪が短くなります。
「あ、削りすぎた!」とならないように、まずはゆっくり進めることが大切です。
力を抜いて、エメリーボードを「添える」だけ
自分の力でどうにかしようとせず、エメリーボードが爪に触れている感覚を大事にしてください。
力を入れすぎると、形もコントロールしにくくなります。
[一定方向に、ゆっくりと動かす]
ゴシゴシ往復させず、一方向へ優しく。
スピードを出さず、ゆっくりと断面をなでるように動かすのが、滑らかに仕上げるコツです。
プロが早く動かすのは、お客様を待たせないための技術。
往復しているように見えても必ず片方(戻すとき)は力を抜いて当てていないものなんですよ。
ここで大切なのは、乾燥した状態では削らないこと。
【関連記事】→🔗~セルフネイルに寄り添う道具たち~(保湿)
二枚爪予防はこちらを参考にしてくださいね。
爪は1枚の板のように見えますが、実は何層にも重なっています。
例えるなら、バームクーヘンのような構造です。繊細な層でできています。
詳しい構造や保湿については以前の記事でもお話したので、ぜひ参考にしてくださいね。
【関連記事】→🔗甘皮ケアは「取る」ものではありません
[爪の下から、爪先を確認しながら進める]
「角度をどうしよう」と難しく考える必要はありません。
爪の下から、今の爪先の状態をしっかり目で確認しながら進めてみてくださいね。
そうすれば、自然と正しい角度でエメリーボードが当たり、爪先がよく見えます。
理想の形に整えやすくなりますよ。
まずはこの「見て、ゆっくり動かす」という感覚から始めてみませんか?
「私の持っているヤスリは自爪専用のエメリーボード?それとも強いファイル?」
「往復させずに一定方向に動かす、実際の優しい力加減を直接確かめたい」
と思ったら、いつでも個別レッスンでお待ちしています。
「自爪を傷めずに形を整えるエメリーボードの正しい当て方」をその場で優しくナビゲートする安心の場所となっています。
次の記事でエメリーボードの基本的な動かし方をお伝えしますね。
どうぞ楽しみにお待ちください。
素敵な指先に、ふとした瞬間の仕草まで愛おしくなりますように。
