色をのせる前に、手元を整える
セルフネイルの準備に必要な基本の道具を紹介します。
エメリーボードやガーゼ、消毒用エタノール、キッチンペーパーなど、爪を整えてきれいに仕上げるための道具と選び方、使い方についてお伝えします。
セルフネイルを始めるとき、
目の前にたくさんの特別な道具が並んでいると、
どれを選べばいいのか少し迷ってしまうかもしれません。
プロが使うような高価なものや、
専用の道具をすべて揃えなければいけないと思われがちですが、
実は大切なのは道具の値段ではなく、
どれだけ綺麗な状態で作業ができるか、
そしていかに爪に負担をかけないか、
というごくシンプルなことです。
ここでは、手入れや色をのせる時間に、
セルフネイルに寄り添う道具たちと、
なぜこれを選んでいるのか、
という小さな基準を静かに書き留めておきます。
迷ったときの、ひとつの目印になればと思います。
地爪の形を、整えるエメリーボード
●ピーシャイン エメリーボード(茶)
爪の形を整えるとき、
ガラス製や金属製の硬いやすりを選びたくなりますが、
慣れないうちにそれらを使うと、
爪に余計な振動や負担を与えてしまうことがあります。
自爪のケアでずっと信頼して使い続けているのが、
薄い板で作られたこのエメリーボードです。
削る道具のスペシャリストであるメーカーが作ったこの1本には、
絶妙な「しなり」があります。
一見柔らかくて頼りなく感じるかもしれませんが、
爪はバームクーヘンのように繊維の層が重なってできているからこそ、
このしなりこそが爪への衝撃をそっと逃がし、
滑らかなカーブを作るための鍵になってくれるんですよね。
ゆっくりと、1回動かすたびに確かめながら、
優しく当ててみてください。
【関連記事】→二枚爪を防ぐ!エメリーボードの動かし方
甘皮まわりを整えるガーゼ
●市販の医療用ガーゼ
甘皮を深く処理することは本来とても高い技術が必要で、
セルフネイルでは無理に触ると爪を傷つけてしまうこともあります。
だから、セルフでは整えるところまでで充分です。
それだけでも、手元の印象はパッと変わります。
そのために使うのが、特別な器具ではなく、
どこでも手に入る普通のガーゼです。
使い方はとてもシンプル。
押す力はまったく必要ありません。
お湯で指先が柔らかくなっていれば、
ガーゼの細かな網目が、
自然と爪の表面の薄皮を優しく絡めとってくれます。
ガーゼを指先に巻いてお湯で少し湿らせ、
爪の輪郭にそって、くるくると円を描きながら滑るように整えるだけ。
ガーゼの厚みを変えたり、
使う場所を少しずつずらしたりしながら、
ガーゼの柔らかさを利用して優しく整えてみてください。
詳しくはこちらを参考にどうぞ。
【関連記事】→甘皮ケアは「取る」もの?
爪の表面の、油分を取り除く消毒用エタノール
●消毒用エタノール(小容量ボトル)
お気に入りの色を塗る前に、
どうしても省けない大切な工程があります。
爪の表面にある目に見えない油分を取り除くことです。
ネイル用品店には専用のものも並んでいますが、
身近な消毒用エタノールを使っています。
爪の油分や汚れをすっきり落とすために、十分使えます。
※アルコールに敏感な方は精製水で代用してみてくださいね。
選ぶときの小さな基準は、
できるだけ小さなボトルを選ぶこと。
アルコールは気化しやすいため、
たまにしかネイルをしない方なら、
小さなボトルのほうが最後までよい状態で使い切ることができます。
セルフネイルで爪を拭くキッチンペーパー
●キッチンペーパー ・スコッティ ファイン 3倍巻き キッチンタオル 1
爪を拭くとき、ふわふわとしたコットンを思い浮かべる方が多いかもしれません。
コットンは爪の表面に細かな繊維を残してしまいやすく、
それが仕上がりを損ねる原因になることがあります。
そこで使っているものが、
キッチンにあるペーパーです。
ハサミで使いやすい大きさにまとめてカットして、
いつでも使えるようにストックしています。
毛羽立ちがないのはもちろん、
手軽に用意できるからこそ、
もったいないと、ためらうことなく、
1本拭くたびに常に新しい面を使えるので、
仕上がりをきれいに保ちやすくなります。
さきほどのエタノールをたっぷり含ませて、
爪の表面を拭き取ってから、
色をのせてみてくださいね。
ジェルでは未硬化ジェルの拭き取りにも便利ですよ。
おわりに
道具を選ぶことは、これからの自分の時間を、
どう過ごしたいかを考えることでもあると思っています。
動画で見かけるプロのようなスピードを真似する必要はありません。
セルフネイルは、誰のためでもないご自身の時間です。
まずは手元に馴染む、小さなお気に入りからひとつずつ、揃えてみてくださいね。
私の持っている道具は、今の爪の状態やライフスタイルに合っている?
とお悩みなら、いつでも個別レッスンでお待ちしています。
お手持ちのメーカーを問わず、
あなたに合わせた使い方を、
マンツーマンで一緒に考えていくレッスンです。

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