〜遠回りに見える、近道のお話〜
「ジェルネイルを始めたけれど、どうしても根元がガタガタになってしまう」
「塗り方の練習って、いきなり自分の爪でやるしかないの?」
そんな風に悩んでいる方に、ぜひ試してほしい練習法があります。
チップを手に取るその前に、まずは家にあるもので、自分の指先の感覚を育てることから始めてみませんか。
用意するのは、新しいマニキュア1本と、ルーズリーフ、そしてクリアファイルだけです。
【Step 1:ルーズリーフで「液の性格」を知る】
まずは、ルーズリーフを縦にして、線を利用して練習してみましょう。
なぜ紙を使うのか。それは、紙が水分を吸う性質を持っているからです。
一番大切なのは、塗る前の準備です。
**「筆の片面にだけマニキュアがついている状態か」を必ず目で見て、「どれだけの量を取ったか」**を毎回確認してください。ここが全ての基本になります。
• 縦線に沿って、上から下へ筆を動かしてみましょう。
• 1番のおすすめは**「S字」**を書くこと。筆にかける力加減で、S字の太さや形がどう変化するのかをじっくり観察してみてください。
• どこまで塗ったら液がなくなるのか。どのくらいの筆圧なら、滑らかに伸びるのか。
これは「修行」ではなく、**新しいマニキュア1本分を使い切るつもりで「遊び倒す」**ことが大切です。
1本使い切る頃には、液が少しずつ固まって重くなっていく変化まで、あなたの指先が敏感に感じ取れるようになっているはずです。
【Step 2:クリアファイルで「質感」を攻略する】
紙の上で感覚を掴んだら、次はルーズリーフの上にクリアファイルを敷いてみましょう。
ツルツルとしたプラスチックの表面は、実際の爪(ネイルプレート)の質感にとてもよく似ています。
水分を吸わないので、液が表面を滑る「本来の感覚」で練習ができます。
クリアファイルなら、失敗しても除光液でサッと拭き取れば大丈夫。
納得がくるまで、何度でも「キワを攻める練習」を繰り返すことができます。
【基本を知れば、ネイルはもっと自由になる】
筆のしなりと、液の重み。
それを自分の感覚として理解できれば、マニキュアはもちろん、ジェルを持った時にも驚くほど思い通りに筆が動くようになります。
基本を飛ばさず、まずは1本、マニキュアとじっくり向き合って遊んでみてください。
まずは手元にある1本で、指先の感覚を遊んでみてください。
もし「練習用に新しく1本選んで本気でやってみたい」というなら、思い切って**『赤』**を手に取ってみるのがおすすめです。
その場合は、お気に入りのメーカーの物を選ぶといいですよ。
実はネイル検定でも使われる色で、筆の跡やはみ出しが一番はっきり見える「一番見やすい色」。
これで遊んでおけば、いつの間にかどんな色もスイスイ塗れるようになりますよ。
でも、練習を続けていくと「マニキュアがドロドロしてきたらどうするの?」というお悩みも出てくるはず。マニキュアが乾かないのはなぜ?こちらを参考にどうぞ。
プロが教える**『練習用カラーの選び方』や『道具を長持ちさせる秘密』**について詳しくお話する予定です。
楽しみにしていてください!
上手くなることよりも、まずはあなたの指先と仲良くなる時間を楽しんでくださいね。
その楽しさの先に、きっとあなたらしい美しいネイルが待っています。
