〜削る前に知っておきたい、かかとの仕組みの話〜
暖かくなってくると、サンダルを履く機会が増えてきます。
その際に、ふと自分の足元が気になって、「これって私だけ?」と不安になることはありませんか?
かかとのガサガサが気になったとき。
ストッキングが引っかかって、ため息をついてしまうとき。
「削った方がいいのかな?」と迷うこともあると思います。
ただ、「ガサガサしている=すぐに削る」という判断は、必ずしも正しいとは限りません。
まずは焦らずに、自分の状態を知ることが大切です。
正しく整えることで、少しずつ変えていくことができますよ。
【見極めの目安】削るべきか、迷ったときは
白くなっているのを見ると、「これ、どこまで削ればいいんだろう」と迷ってしまいますよね。
でも実際は、全部がケアの対象というわけではありません。
白い線が薄っすら見えるくらいであれば、それはよくある状態です。
この段階であれば、無理に削る必要はありません。
触ったときに少し粉っぽさを感じる場合は、表面を軽く整えてから保湿をするだけで十分です。
触って引っかかりを感じる場合は、少しずつ削って整えていきます。
ただし、一度に削りすぎないようにすることが大切です。
お顔のケアと同じで、少しずつ優しく。それが、健やかな肌を守るコツです。
【守るための仕組み】なぜ「硬く」なるのか
かかとは、私たちの生活や環境の影響を、一番近くで受け続けている部分です。
例えば、素足で過ごす時間が長いほど、摩擦を直接受けるので、その分硬くなりやすくなります。
スリッパや靴下は、ただ履くものではなく、クッションとしてあなたの足を守ってくれているんですよ。
また、体質や歩き方によっても状態は変わります。
靴の底の減り方が人それぞれ違うように、かかとの硬さも、あなたの毎日の歩みの証でもあります。
そのため、状態だけを見て削るのではなく、「どうして今この状態なのかな?」と理由を知ってあげることが大切です。
【はじめの一歩】まずは知ることから
かかとは、刺激から自分を守るために、一生懸命に硬くなる性質があります。
ペンをよく持つ指にできる「ペンだこ」と、同じようなものです。
同じ場所に負担がかかり続けると、その部分を守ろうとして少しずつ厚くなっていきます。
そのため、硬くなっているからといって「悪いこと」ではなく、生活に合わせて必要な状態であることもあります。
まずは、焦らずに今の状態をゆっくり見てみてください。
寝る前にクリームを塗るだけでも十分ですし、そのついでに、かかとや爪の状態を軽く確認してみるのもおすすめです。
どのくらい乾燥しているのか、引っかかりがあるのか。
お風呂上がり、タオルで拭いた直後の「お守り代わりの保湿」のついでに、そっと触れてみてください。
そういった小さな変化を見ることが、整えるための一歩になります。
無理に何かをするのではなく、まずは自分の足を知ることから始めてみませんか?
